【 SALLOT IS BACK.】
30年前の今日、「私をスキーに連れてって」が公開されました。
ちょっと長めに真面目なことを書きます。
両親がスキー好きということで小さいころから苗場スキー場に通っていました。
プリンスホテルで働いていた山口さんはいつも一緒に滑ってくれてスキーの楽しさを存分に教えてくれました。
そして光線銃を片手に滑っている同世代のヤツもいて、「世の中には凄いのがいるな」と思っていたら、その10年後に皆川賢太郎だということも知りました。
高校・大学とスキー部に入りアルペンスキーに没頭。
卒業してからは皆川賢太郎のサポートとしてスキーを盛り上げようとしました。
その際にスキー業界の多くの皆さまに大変お世話になり、それと同じようにご迷惑もお掛けしました。
その後、役者業をはじめてなかなかスキーをする時間が無くなってしまいましたが、ここ5年くらい少しずつ滑る時間ができてきました。
そんな僕にもスキー業界やトップスキーヤーの皆さんは暖かく本当に素敵な笑顔で出迎えてくれました。
改めて思いました。
「やっぱり僕はスキーが、スキーを愛する人が大好きなんだ」と。
そんな折、スキー仲間の尾日向梨沙ちゃんから衝撃の言葉を聞きました
「SALLOTのスキー、ウチにありますよ」
「!!」
まさに脳天直下。
SALLOTといえば「私スキ」に登場する架空のブランド。どれだけ憧れたか。。。
それがまだ実在するなんて。
倉庫にしまってあるということなので、一時的に私がお借りして部屋に飾らせてもらいました。
今まで数多くのスキー映画やドラマが出てきましたが「私スキ」は未だにトップに君臨する不朽の名作であり、スキーを愛する者にとってバイブルでもありながら”拠り所”でもあるように感じました。
部屋でSALLOTを眺めながら「私スキ」30周年になにかをしたいと思っていました。
「SALLOTはスキーが上手い人が使うブランドではなく、雪旅の楽しみ方が最高に上手い人が使うブランド。」
そう思っています。
「私スキ」に登場するみんなは滑っているだけなく、露天風呂で騒いだり、酔っ払って深雪に飛び込んだり、天気が悪かったら暖炉の前でホットワインを飲んだり雪国を存分に満喫していたと思います。
スキー人口が減ったけれど、スキーの魅力は変わっていない。いや、今まで以上に雪国は魅力的になっています。
スキー好きな人はもちろん、久々にスキーをやってみたいなと思っている人、家族でスキーしたいなと思っている人、これからスキーをはじめてみたいなと思っている人、スキーはしないけれど温泉や雪国を楽しみたいと思っている人
雪が大好きなみなさんの為にひとつずつ伝えていきたい。
そう思いながらネットを彷徨っていたら、シロイアソシエイツというホームページにたどり着きました。
その会社のブログにあの「背負子式ライト」の写真が載っていました。そして「私がデザインしました」と書いてあるのです。すぐにお問い合わせページから「是非話を聞かせてください」とメッセージを送りました。
返信をいただいたのが城井信正さんでした。
城井さんはご自身でデザインなどを手掛けておられていて以前はスキーが大好きで「最初はオーストリアスキーに傾倒したけれど、そのあとはフランススキーになった」など、僕自身も分からないレベルの返信をくださり会っていただくことになりました。
そしてお会いするときに一緒にお越しいただいたのが早見憲さん。
早見さんもRIGHT STAFFというデザイン会社をされており、SALLOTのロゴやスキー、そして「私スキ」のポスターのデザインをご担当されました。
「SALLOT デザイニングボード」
撮影時に最新の物を使っても、上映するときには既に当たり前の物になっている。だったら世に出回っていないもっと先の物も作っちゃおう。
そうやって結成されたチームです。
打合せを重ねて行くうちにチームメンバーの方が徐々に増えてきました。
デザイニングボードの皆さんはスキー業界の方ではないので未だに「私スキ」やSALLOTに根強いファンがいることに懐疑的でした。だけど何度も話を重ねるに連れて理解してくださり、最後に「私スキ」の企画・監督をされたホイチョイ・プロダクションの馬場様をご紹介頂きました。
そして馬場様に私の考えを全てお話させていただき、ご協力していただけることになりました。
ここに辿り着くまでだいぶ時間がかかってしまいましたが、30周年の今日、ようやくお伝え出来ることになりました。
“SALLOT SKI REBOOT PROJECT”
SALLOTをアイコンとして、映像・イベント・Webを通じて、スキーや雪旅の魅力を伝えていきます。
そしてそれを今年だけでなく継続して続けて行くことが大切だと思っております。
そのキックオフイベントが決まりました。
デザイニングボードをはじめとする「私スキ」関係者や原田知世さんの吹き替えで滑られた方、そして「私スキ」世代のトップスキーヤーなどをゲストとしてお呼びし、当時のお話や舞台裏のお話を聞かせていただきます。
そしてSALLOTのスキーなど実際に撮影て使われたものやデザイン案や企画書などの貴重な資料などを展示します。
僕も打合せを重ね色々とお話を聞かせていただきましたが、もう楽しくて驚く話の連発でした。
是非お越しいただければと存じます。
詳細は下記にて。
そして3月17.18日に万座温泉スキー場でもスキーイベントを行います。詳細は少しずつご案内させていただきます。
僕自身はトップスキーヤーのようにスキーファンを魅力する滑りができるワケではないし、スキー業界の人でもありません。
僕が外部の人間としてどうやってスキーの魅力を伝えられるか。そして僭越ながらお世話になったスキーにどうやったら恩返しが出来るか。
行きついたひとつのカタチです。
最初は手作り感満載かと思いますが、ひとつずつカタチにしていくことが大切だと思っております。
やっとこれからの状態ですが、現時点でも既に多くの方のご理解、ご協力、ご助言をいただいております。
本当にありがとうございます!
そしてこれからも皆さまのアドバイスやご協力を賜るかと存じますがどうぞ宜しくお願い致します。
【SALLOT REBOOT PROJECT】
ホームページ
http://sallot-ski.com
Facebook
https://www.facebook.com/SALLOTSKI/
Instagram
https://www.instagram.com/sallot_ski/
Twitter
https://twitter.com/sallot_ski
【キックオフイベント】
https://www.facebook.com/events/126933351315057/
【 出 演 者 】 ※敬称略
・SALLOT デザイニングボード
早見賢
城井信正
染井功次
・ホイチョイ・プロダクション(当時)
吉田浩之
小杉正明
・高橋恵美(原田知世さんの吹き替えスキーヤー)
<ゲストスキーヤー>
・山崎操
【 開 催 日 】
12月12日(火)
【 時 間 】
18時開場 / 19時開始
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【 場 所 】
ici club 神田 6階
EARTH PLAZA
お申し込みはこちらよりお願いいたします。