興行文化の出発点

“見る”から”観る”
“観る”から”やる”
興行文化の出発点

Sportsnavi
“THE WAY TO 2020” みんなのカウントダウン
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ラグビーワールドカップは日本の大躍進でランキング8位になり盛り上がっていますが4年後のワールドカップも同じようにできるのでしょうか。

しっかり調べておらず憶測が入りながらになりますが、今回は開催地が日本ということで多くのスポンサーや助成金が入り、日本代表は今年だけでも240日間以上の合宿を行うことができ、そしてそれに対する選手やスタッフの給金も補うことができていたんだと思います。

2023年にフランスで開催されるワールドカップでは、それだけのスポンサーや助成金が入るのか。240日以上の合宿が行えるのでしょうか。

助成金やスポンサーは副産物としてありがたくいただき、まずは「観に行く」という興行文化をしっかりと築き上げること。

アメリカと日本の学校の体育館を比べると分かりますが、あちらの体育館は客席がもともと設計され「観るための施設」としてつくられていますが、日本は三面が壁、そして上からものを申す舞台、つまり教育の施設として作られています。小さい頃から「観る」という環境に恵まれていないのです。

アメリカに比べて「観せ方」「魅せ方」があまり得意ではない日本ですが、各競技も少しずつエンターテイメント性が高まり観ていて楽しくなっています。

今年の初観戦競技は空手とレスリング。
両方とも日本一を決める全国大会でしたが入場無料!やはり会場の熱気で盛り上がります。
ラグビーはまだ2回くらいしか観戦したことがありませんが、また観に行きます。

応援するアスリートやスポーツを支えるのは何よりも興行収入です。
実際に観て、観客が楽しみ、そして興味を持って実際にやってみて各競技人口が増える。観客が増えることでアスリートの地位や収入があがる。
そんな土壌ができるきっかけとなるオリンピックになればいいですね!

そのためにはすぐに体験できるコンテンツや受け皿を用意しておければ。日本人は熱しやすく冷めやすいので。

「ルール詳しくない」「選手をよく知らない」ということで行くことを躊躇っている方もいらっしゃると思いますが、是非気軽に観に行ってみてください!
それを超える楽しさが待っています。