「板の上の二人と三人そして一人」
昨日、千穐楽を迎えました。
お越し頂いた皆様、いかがでしたでしょうか!?
初めて台本を読んだ時、この作品がどのような形になるか全く想像できませんでした。
それが、あんなに熱くて温かくて切なくて面白くなるなんて。
脚本・演出・主演の上西さんのマジックと、キャストの実力とエネルギーと団結力です。
木下マネージャー役は僕にとって新しい境地で、稽古期間はもう何が何だか分からなく、そして2チーム体制で両チームに出演するので、さっきまで “ズンドコゴンドラ” だったのに次のチームの稽古だと “ズンドコゴジラ”だったり、さっきまで “ヤキセン” だった上西さんが “ナマセン” だったり、さっきまで大爆笑するシーンだったのに “ハクナマタタ” を歌ったり・・・
もう頭と気持ちの交通整理がいっぱいいっぱいで劇場入り直前まで散らかっていました。
でもやはり周りは素晴らしい役者ばかり。
劇場入りしてセットや照明ができて衣裳を纏うと、そこには「板の上」の世界が出来上がっていて、目の前にはその登場人物が存在していて意識せずともただただ普通に話すことができました。
周りの方々に多くを感じさせて貰いながら板の上に立っていました。
それと同時に周りから感じなければ演じられない不器用な役者ということも痛感。
開演してからなるべく舞台袖にいて全員の声を感じられたからこそ最後のヤキセン師匠との別れのシーンが形に出来ました。
バトンを繋いでくれたキャストの皆さんに感謝しかありません。ありがとうございました!
そしてこの機会いただいた上西さん
お越し頂いたみなさま
心からテンアンツ!!💪💋



