無事に2日間の公演を終了することができました。
お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました!
1時間短期集中の濃密会話劇。
僕にとってはこれほどの会話劇ははじめて。
そのなかで演出家を入れずに役者と脚本家がとことん話し合ってつくりあげました。
そのぶん今自分に足りないことも気づけました。
また再チャレンジしたい作品です。
役も3人でローテーションしながら公演するのも面白いかなと。
ユニット名の”テンパズル”。
昔よく電車の切符や車のナンバープレートでやった、4桁の数字を一桁の数字4つとみなし、これに四則演算などを用いて10を作る遊びのこと。
脚本家1名と役者3名の4人が、足して、引いて、掛けて、割って、10のモノを生みだそう。そんな思いからつけました。
しかしそれだけでなく
夕貴まお さん
積田裕和 くん
櫻川ヒロ さん
のサポートやアドバイスを頂戴してよりグレードアップしたものになりました。
役者としての魂が熱い方々にサポートしてもらって、僕たちも必死でやらなくてはと背中を強く押されました。本当にありがとうございます!
今なお、舞台に皆様をお声がけすることがとても心苦しいまま稽古に挑み劇場に立っています。正直舞台に出演することもためらう日々を過ごしておりました。
今回の公演で素晴らしいメンバーに恵まれ、そして満員のお客様たちを目の前にして、改めて舞台に立つことの意義を感じられました。
「非日常を与える」という役割だった舞台。
しかし今は、「舞台を観るという日常をふたたび与える」という役割でもあると思います。
今回舞台に来てくださった方々も、作品の感想も勿論嬉しいですが、「生モノの舞台を観た楽しさ」だけでもSNSなどを通じて皆様にお伝えいただけたらとても嬉しいです。
そしてまた劇場でお会いするのを楽しみにしております。
取り急ぎ皆様に御礼まで。