“ 顔を隠すスポーツ ”

古賀結那と笠村雷

次世代のフリースタイルスキーヤーの撮影をしました。

15年ちょっと前。
テレビ番組制作会社で働いていた時、「情熱大陸」のプロデューサーに企画提案を持っていった。

「日本では顔を隠すスポーツは人気にならないんだよね」

そう言われて頭をガツンと殴られるような感覚がした。
でもそれが当時の日本のスポーツ事情だよなと腑に落ちたりもした。

ヒーロー・ヒロインを作り上げ「○○スマイル」と盛り上げる。
そして次のヒロインを見つければ一目散でそちらに向かう。

そっちのルートでスポーツを盛り上げることも必要かもしれない。
でも、もうひとつのルートもしっかり作らなくては、スポーツ自身の興行が文化にはなりにくいのかなと思う。

ヒーロー・ヒロインを作り、
競技の魅力を伝え、
両方のルートを上手く使い分けて。

滑走中はゴーグルで顔を見せることがなかなか出来ないスキー。
彼らの顔がスキー界だけでなく多くの人に届きますように。