「出番の多い少ない関係なく、全ての役には平等に生きる権利がある」
芝居をしていていつも心に留めています。
殊更舞台はズームインで観る場所を強制させられるものではないので観客それぞれがそれぞれの観たい人を観ることができる。
だから舞台は全員が主人公だと思っています。
この作品は決して新撰組志士たちだけの話ではありません。
彼らの傍にいた女性たち。
そして新撰組と敵対する尊王攘夷派。
今回のタイトルにはたまたま「新撰組」がついているだけで、彼らもこの作品の中で譲れぬ正義があり生きています。

今回、パンフレットの為に稽古場の風景をたくさん撮影しましたが、そのなかでもベスト5に入る大好きな写真。彼らが尊王攘夷派の志士たちです。
彼らが生きているから新撰組も生きている。
彼らの生き様も是非ご覧ください。