ほんのちょっと、地球のために

「新しい日常」に向けて少しずつ街が動き始めてきましたね。

これからやってくる夏、コロナへの意識は保ちつつも海や山で大いにリフレッシュしましょう!

そしてその前に読んでいただけたら嬉しいです。

今、日焼け止めが少しずつ変わってきていることを知っていますか?

日焼け止めに入っている紫外線吸収剤などのケミカル成分が、あの色鮮やかで美しい珊瑚礁の白化現象を起こしているとされています。

サンゴ礁に囲まれた島国パラオ。

2020年1月から、指定物質を配合した日焼け止めなどのスキンケア製品の販売や使用が禁止。観光客が指定物質を含む日焼け止めをパラオに持ち込むと没収されます。

ハワイでは2021年1日1日から指定物質が入った日焼け止めの販売が禁止されるなど他の地域でもその動きが大きくなってきています。

2016年にオーストラリアのグレート・バリア・リーフで、珊瑚の大規模な白化現象が大きく報じられた記憶にある方がいらっしゃるかもしれません。

そして沖縄の珊瑚も白化現象が起きています。

その話を聞いて、昨年からこの日焼け止めを使っています。

皇漢薬品研究所
SUNSCREEN CREAM

皇漢薬品研究所は「サンゴを守ろう!プロジェクト」を立ち上げ、環境保全の観点から製品を開発。

そして日本サーフィン連盟のオフィシャルパートーナー契約するなど地球環境のために積極的に動いています。

アザラシの鼻にストローが刺さっていたり、網に絡まっていたり。
クジラの死骸の中には沢山のプラスチック製品が入っていたり。

そんな動画を最近良く見たりしませんか?

投棄により海に吐き出されているマイクロプラスチック。

2015年に磯辺篤彦九州大学教授が行った調査によると、海洋に存在するマイクロプラスチックの個数は日本を含む東アジア海域が172万個/㎢と群を抜いて多く、北太平洋(10万5,100個/㎢)の約27倍、世界の海(6万3,320個/㎢)の約16倍とのこと。

さらに2016年の九州大学の予測では世界の海のマイクロプラスチックの量は上昇し続け、2060年までには今の4倍の量になり、世界の海の魚の量をマイクロプラスチックが上回るということです。

SDGsの14項目目

『海の豊かさを守ろう』

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

陸上に住む我々にとって、海は別の世界の話だと思ってしまいがちですが、大きく影響を及ぼしあっています。

スタバの紙ストロー、レジ袋の有料化

ひとつひとつは小さいけれど、とても大切なことです。

いつも書かせてもらっていますが

「街の周りに自然があるのではなく、自然の中に街をつくっている」

だからこそ、ほんのちょっと、地球のために。

共存するのはコロナだけではありません。
地球と、そして我々とです。

皆で手を取り合って小さいことからやってみましょう!