千曲川源流 「大河の一滴」

日本一長い川の源流への旅
「大河の一滴」
毛木平から約3時間の道。
さほど険しくもなく徐々に小さくなる川の音を聴きながら気持ちよくハイク。
その音が消えたところに水が湧いていた。
これが川になるなんて。

歩きながら見える景色
そこに木が倒れているのも
そこに苔が生えるのも
そこに川が流れるのも
全て地球の呼吸によって起きた必然であり
雑味を感じず美しい。

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雪景色の「無音」

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雪のニュージャージー、上空からとらえられた「無音」の風景
【 WIRED JP 】

積もった雪は結晶と結晶の間に隙間があり、そこに音が吸収されるから独特な「無音」になる。

だけど雪景色の「無音」は寂しくない。
なぜならその隙間に鳥の囀りや人の声、風の音、雪の下の大地のエネルギーがたくさん詰まっているから。
むしろエネルギーを感じる。

だから雪景色は美しく、ずっと佇みたくなるのです。

旅に動かされるように

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朝起きて
晴れだったら外へ飛び出して
雪だったらパウダーを探しに
雨だったら部屋でのんびり本を読んで
さっぱりしたかったら朝風呂に入る
深く呼吸をしたいなら雪景色を見に行き
人と触れ合いたいなら町を歩く
そして眠かったらもう一眠り

自分から動くのではなく、旅に自分が動かされるように。
決めつけずその時の自分と状況に合わせて。

滑りに行くと思うとどんな状況でも頑張って滑ろうとしてしまって結果的に疲れて帰ることになる。
僕たちは雪国に行くんだ。
何したっていい
何もしなくてもいい
それでも充分素敵な旅なのです。

自然と伝統工芸品

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そこに傾斜があるから水が流れて川となる。
石が長い年月かけて川に流され削ぎ落とされ丸くなっていく。
自然はとてもシンプルで過不足なくそこに佇んでいる。
長い時代の流れの中で作られてきた伝統工芸品にも同じ佇まいを感じます。

先日の精進湖。
開化堂の茶筒に珈琲豆を入れ、朝日焼のティーカップとともに持って行った。
綺麗な富士山と精進湖、そしてその手前にある茶筒とティーカップ。驚くほど美しく寄り添っていました。

自然と伝統工芸品のある生活。
よりシンプルに過ごしたいと願う2017年。
僕にとって大切な時間になるはず。

なんだかんだ言って軽井沢

軽井沢へ。
舞台の話、車の話、自然の話、合間の時間は薪割りで冬の準備。
カウンタックのタイヤ(PIRELLI P Zero 345/35/ZR15)を使った薪割り台は驚くほど効率がよく捗る!

軽井沢も紅葉が美しい。
そして程よく静かで程よく便利。

「なんだかんだ言ってハワイだね」と同じように「なんだかんだ言って軽井沢だね」という言葉がよく似合う。

実りある充実した2日間。
ありがとうございました。

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日光 紅葉の旅

街を飛び出して山や海や川や湖へ。
日本には街中でなくても世界に誇るべきものがたくさんある。
それは与えられるものではなく自ら感じるもの。

「日本の四季」を世界自然遺産に。

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栃木・日光から群馬、埼玉を挟んで山梨・富士山(165km)

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日本の紅葉は多くの色があって美しい

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ずっと佇みたくなる中禅寺湖畔

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滝は生きている

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将来は湖畔に住む

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やはり僕にとって自然に身を委ねることは大切なこと
自然が自然体で向き合ってくれるから僕も自然体になれる
リセットでもありスタートでもある

26年ぶりの猿島

早朝ロケが終わり思い立って26年ぶりに猿島へ。

道も舗装され、柵ができ、兵舎も入れなくなって昔のように自然の中を駆け回るような事は出来なくなっていたが、東京近くで気軽に自然の中に行ける場所としてはおすすめです。


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テント泊 〜 千畳敷カール

2日間に渡って長野の自然を満喫してきました。

【DAY 1】camping @ rising field
株式会社モチヅキ様からMSRのテント “hubba hubba NX” をお借りしたのでテストを兼ねて軽井沢の山奥にあるrising fieldで野営。
広大な敷地の中で他の利用者はゼロ、貸し切り状態。

大自然の中には風の音と鳥の囀りとガソリンストーブの心地よい音と珈琲豆を挽く音。最高の贅沢。ただただゆっくり過ごしました。

日が暮れると森の中なので月光も届かず、テント以外は墨で塗り潰したかのように真っ暗。合わせたかのようなタイミングで雷雨。
テントの中で寝袋に入り、届いたばかりの台本を読みながら就寝。

6:30に起床すると雷雨は終わり木々の隙間から陽光は差す気持ちよい朝。周囲を散歩したあとに雑炊と珈琲を作り朝食。

【DAY 2】来シーズンのロケハン
テントを片付けチェックアウトして車で山口くん宅へ。
山口くんは僕にスキーの楽しさを教えてくれた恩師。

合流し、山口くん親子と3人で駒ヶ岳の千畳敷カールへ。
東京は30℃近いのにロープウェイ降り口で9℃。久々のこの肌寒さ。
例年より降雪が少なかったが雪融けも早いらしくスキーヤーは皆無。
僅かに残っている雪を頼りに来シーズンの登山ルートと滑走ルートをチェック。

それにしても美しい場所!‼
冬だけでなく、夏は綺麗な花々、秋は鮮やかな紅葉。
一年通して自然を楽しめる山ですね。

のんびりしてから下山し、昼食をとって川沿いをぶらぶら。
そして軽井沢へ戻ってから帰京しました。

同じ長野のとはいえ、一泊二日でこのふたつのエリアに行くのはなかなか出来ない。
やはり長野県は自然の宝庫。
まだまだまだまだ行っていない場所や知らない場所がある。

僕の”自然活動”のベースである群馬県みなかみも含め、東京から無理なく行ける大自然がたくさんあります。

みなさんも次の休みで大自然へ訪れてみては?

今回のきっかけを与えてくださったモチヅキ様、そして山口くん、ありがとうございました。

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不便と不自由

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映画の撮影が一旦終わり昨日東京に戻りました。
山奥の生活が忘れられず近くの公園でテントを張って読書。
遠くから聴こえるギターの音色が心地よい。

自然には何も無いけれど全てがある
不便だけど不自由ではない

シンプルな生活から得られることや感じられることが今の僕にとって大切なものだと思うからこうやって時間があるたびに自然に身を寄せる。

DIYでキャンプ用LEDライト

別件で買った円形パネルLEDライトと電池ボックスが不要になったので久々にDIY。

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100円ショップで円形タッパー(2個で100円)とコードチューブ2本、ホームセンターで土台用スポンジを購入。

円形タッパーは透明すぎてLEDの光が直で目に刺さるので、半透明の養生テープを3枚重ねて内側に貼って光が広がるように。
コードはビニールテープを巻いた後にコードチューブで保護して完成。

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外で使ってみたら相当明るい!
キャンプで使えそう(^^)
ぶら下げたり自立できるように加工してみよう。

円形パネルライト60mm×2 1760円
電池ボックス 280円
円形タッパー×2 108円
コードチューブ×2 216円
土台用スポンジ200円

合計2564円

急がない時間

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沸騰するのをゆっくり待って
珈琲が落ちるのをゆっくり待って
ゆっくり呼吸をしてゆっくり啜る
心がゆっくりとなる

急がない時間をつくることはとても大切

もっと地球を楽しむために

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MSRやThermarst、SEAL LINEなど質実剛健でセンスもあるアウトドアブランドを手掛ける株式会社モチヅキ様にサポートして頂くことになりました。

地球という大自然の中に街がある。
玄関のドアを開けたらそこはもうアウトドア。
みなさんが四季を通じて自然をもっと身近に感じて楽しんでもらえるようにHPやSNSでご紹介していければと思います。

都内ひとり旅 〜町田リス園〜

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最近ずっとイベント関連の仕事で忙殺されていました。
本日久々の一日オフだったので、ぶらりと都内ひとり旅。

ここ半年ぐらいずっと行きたかった町田リス園へ。

放し飼い広場に行くと数えきれないリス!
人間に慣れているので遠慮なく肩の上に乗ってくる。

動物と触れ合いたくてたまらなかったので他の人達が20〜30分くらいで帰るところを僕は1時間以上ゆっくり過ごしました。

新宿から電車で30分、バスで20分。
そんな場所にこんな楽園。

パンツにオシッコかけられたけれど可愛いから許す!

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新宿御苑・秋

早めに家を出て用事の前にふらり新宿御苑。
都内でもこんな素敵な自然と触れ合うことができる。
いつもより少し早めに起きて行ってみたらいかが?
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群馬・栃木をぐるり

7月に行った菅沼のカヌー・SUPがあまりにも楽しかったので昨日ブルーバードカヌーへ再訪したが生憎の悪天候で断念。

菅沼キャンプ場の事務所にあがらせてもらって地元のおじいちゃんおばあちゃんと羊羹をつまみながら談笑。
ゆっくりと流れる時間と古くも美しい暖炉のある空間が居心地よい。

その後、ブルーバードカヌー代表の桑野さんと一緒に県境を越えて奥日光。そこには温泉に入る事ができる温泉寺が。
野郎二人全裸でカメラを構えて撮り合う異様な光景(笑)
お湯は白濁で源泉からとても近いので身体がとても温まった。しかも浴室がこぢんまりしているのでやたら落ち着く。

お腹がすいたので金谷ホテルがプロデュースするコーヒーハウス『ユーコン』で「100年カレー」を食べる。シンプルな見た目と味。。。^^;
食べ終わって車を出そうとするとスペイン人家族がヒッチハイク。バスターミナルまで乗せる。

ここで桑野さんとお別れ。

そして華厳の滝へ。
展望台へ行ってみると霧がかっていて滝はうっすらしか見られないけれど降雨によって滝の水量が増えており霧の奥から聞こえてくる轟音と相俟って幻想的でもあり圧巻でもあった。

そのまま山を降りていって宇都宮。
宇都宮といったら餃子。
『正嗣』と『みんみん』をハシゴして焼餃子と水餃子を食べ比べ。
そんなこんなで行きは関越道、帰りは東北道。群馬・栃木をぐるっとまわってきました。

最初の目的が中止になっても諦めませんぜ(笑)かなり充実した一日に。
桑野さんありがとうございました!
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アウトドアウェアを纏って

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アウトドアメーカー「ホグロフス」の2014FW/2015SSの展示会へ。相変わらずかっちょいい商品ばかり。

「安いものを沢山」から「良いものを少なく、長く」という消費傾向の流れを感じる今、「丈夫・機能性・効率的なデザイン」を兼ね備えたアウトドアブランドの台頭は目覚しい。
かつては高級ブランドが、次に裏原系ブランドそしてファストファッションが我れ先にと店を並べ「流行の指針」と言われている表参道付近は今やアウトドアブランドの路面店が溢れている。

僕は冬はずっと雪山へ行っていたけれど、夏はフットサル・バスケなど都内で動くことが多く海や山などにあまり行かなかった。
しかし今年の夏は、山・海・湖などに身を委ね過ごすことが増えた。
夏の自然も本当に楽しい!

自然の中だと暑いことを幾分受け入れることができる気がする。

街は人間がつくりあげた。
だから人間の思うような環境でないとそれを受け入れられず不満に思ってしまう。
しかし自然の中では人間はどうしようも出来ないことがたくさんある。それを理解し認めることができれば暑さも受け入れることできる。
「それなりに」ね(笑)

ハイキング・川遊び・海水浴・登山・釣り・カヌー・サップ、
それこそ緑のある公園の日陰で昼寝でもいい。

自分に合ったものを見つけてみてはいかがでしょうか?

春夏秋冬全部楽しみましょう!
四季を楽しめる日本に生まれたことを感謝して。

そんな時にアウトドアウェアの薄手のシェル(ウインドブレーカーみたいなもの)を一着持っているだけで、大袈裟でなく自分の行動範囲が何倍にも広がります。

街も山も川も海も楽しんでいる自分を想像してみるとワクワクしませんか?(^ ^)

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大海原に身を委ねて

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大学は違えどスキー部として共に戦った友人に誘われて一泊二日で三宅島沖へカジキマグロを釣りに行った。

雪山へ身を委ねることは多々あったけれど、大海原はほとんどゼロ。

浦賀から出港し三宅島へ向かったんだけど釣り以前にそれだけでも面白い!

潮目(流れ、塩分の濃度、海水温などが異なる潮がぶつかり合っている境目)を通過すると一気に海水温度が上がり、身体に当たる風が暖かくなり、今まで激しかった波が穏やかになったり。
海って生きているんだなと身を以て感じた。

潮目が何故か漁や釣りの絶好ポイントなのか。どのような食物連鎖によって僕らは海面付近まで上がってきた魚を狙うことができるのか。
釣りをやる人にとっては基本中の基本なのだろうけれど、知らないことを知るだけじゃなく実際に体験できたことがとても大きい。一生忘れない。

雪山でも同じことが言えるけれど、自然にの中に身を置くことが多い人ってとても大きい!

大自然の中では人間がどんなに足掻いても、大金を払ってでも、どうしようも出来ない状況がたくさんあるからなのだと思う。

どうしようも出来ないんだからまずはそれを認めて、受け入れて。
そして今できる最善のことする。
そんな思考を持てるようになるのかな。

初日は夕方くらいに切り上げて三宅島の阿古へ。
宿で風呂に入ったあとに港にある展望デッキで乾杯。
夕食は釣った魚を宿で捌いてもらって食した。
最高のごはんだった。

そして21時からは出演させていただいた「白銀ジャック」!
三宅島で見るとは想像だにしてなかった(笑)

また行きたいな。

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ブルーバードカヌー & SUP

群馬県にある菅沼を拠点としているブルーバードカヌーへ。

代表の桑野さんは写真家・尾瀬認定ガイドでもあり、先シーズンのホグロフスの100周年記念バックカントリースキーツアーで知り合い、その後は避難小屋に一泊しながら登った武尊山バックカントリーもセッションし素敵な写真を撮ってもらったりと色々お世話になってます。

夏を一緒に楽しむのは今回が初。
雪山でお世話になっている立嶋亮さんとも久々の再会。

午前はカヌー、午後はサップをメインに満喫。

菅沼は本州で一番の透明度を誇り湖底が見えていてもとても深い。

浅瀬でカヌーやサップを浮かばすと湖底に自分の影がうつり、まるで中に浮いているよう。

サップだと視線が高いので菅沼の奥深くまで見ることができ、大きなニジマスや水辺から湖底へと伸びる木の根がよく見える。

空の青、森の緑、太陽の輝きが透き通る水の中で織りなす彩りは、風、気温、水温、天候の声を聴きながら瞬間瞬間変わっていく。
飽きることなんて全くない。

菅沼の中心でサップに座り、ただただ周りのすべて存在と調和する。この星に住まわせてもらっていることを感謝し、受け入れてもらえるように。

東京から近い群馬にこんな場所があるなんて驚き。

子供やペットもカヌーに乗れますのでみなさん是非経験してください。
今回も幼稚園生が参加していたけれど小さい頃からこういう場所に行けるって本当に羨ましいし、大切なことなんだなって思う。

次はいつ行こうかな。

みなさんも是非(^ ^)

【ホームページ】
ブルーバードカヌー

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