みなかみフィルムコミッション

みなかみフィルムコミッション再構築の提案が通り、組織化・撮影サポートのマニュアルや制作会社とのコミュニケーションなどの確立、そして撮影における経済効果のデータベース化などに携わることになりました。

僕が各地の自然で撮影してきて、みなかみ町ほど自然の撮影に適した場所はないんじゃないかなってずっと感じていました。

< 海以外は全てある!スケールの大きい大自然とそれに寄り添う多様なコンテンツ >

山、森、川、湖・・・

みなかみ町には関東とは思えないスケールが大きく多種多様の自然があります。

そしてそれを満喫するアウトドアアクティビティや温泉、地元の素材を活かした美味しい料理が沢山あります。

< 東京から高速で約90分、新幹線で66分!>

これだけスケールの大きい自然が東京からあっという間の距離。

みなかみ町にある上毛高原駅から東京行きの最終新幹線は21:54と夜まで撮影して帰京可能。

1日撮影が増えるだけで莫大な費用がかかってしまう撮影においてこの近さは大きなメリット。

< 様々な自然のスペシャリストがサポート >

自然の中での撮影において起きてはならないのは怪我や事故。

アウトドアアクティビティが豊富なみなかみ町は多くの自然のスペシャリストが住んでいます。

「各時間帯の太陽の向き」「天候の予測」「危険な場所の回避」「より最高の絶景ポイント」など撮影におけるリスクマネジメントやコンテンツの充実化をサポート。

社会人時代は番組制作会社に勤め
今は映像に映る側
そして四季問わず大自然のなかで過ごす

そんな人ってそれほど多くないと思うんです。

更に15年近くみなかみ町で過ごしている。

この4つの立場を経験しているので制作においてそれぞれの意図や不安を理解し、ハブとして各業界の言葉を通訳し円滑に充実した撮影に挑むことができます。

その第一弾の番組が明日オンエアされます!!

『 世界の果てまでイッテ Q! 』

“ イモトジャパンツアー特別編 in 群馬県 ”

2月7日(日曜) 19:58〜20:54

出演者:イモトアヤコ・大島美幸
ゲスト:木村佳乃

あの名物女優がイッテQ!に帰ってきた!
木村佳乃とイモト・大島が挑むのは「辛いしかない極寒カレンダー」!

カレンダーに相応しいかまくら作りをしながら、雪深い群馬で佳乃がはしゃぎまくる!佳乃に振り回されるイモトと大島、果たして凸凹3人組は見事なカレンダー写真を撮ることは出来るのか!?(番組HPより)

かまくら作りの先に見える景色は・・・

みなかみフィルムコミッションの再スタートは始まったばかり。

スタッフだけでなく地元の方々のご理解とご協力があってこそ成り立つものであり、それに意味があると思います。

今回も多くの方々にご協力いただきました。本当にありがとうございます!

いつも僕が口にしている『街と自然をつなぐ』。
僕が山で過ごして発信するだけでなく、これもそのひとつだと思っています。
もちろんテレビだけでなく、映画や紙媒体、PVなど全てご対応できます。

「また予定はないけれど今後ちょっと興味あるかも」
みたいな方は遠慮なく気軽にご連絡ください!

ホームページもこれから制作してまいりますが取り急ぎこちら

まずは、明日、是非ご覧ください!!!
本当に凄いですから!!!

谷川岳の1年

1977mととりわけ高い山でもないにも関わらず多くの人を魅了し続ける谷川岳。

歩いて登ったり、よじ登ったり、ロープウェーを使ったり、はたまた滑り降りたり。
コンパクトなのにスケールがデカくてバリーション豊富。 そしてかっこいい。そんな不思議な山なんです。

みなかみ町にベースを持ってからまもなく15年。 時間があれば谷川岳に登り、ない場合も麓まで散歩気分で歩き下から見上げる。

谷川岳の1年間をドローンで撮影。2分間にまとめてみました。
何度行っても毎回違う顔を見せてくれます。

一般登山道では老若男女が楽しく登山を楽しんでいます。
みなさんと谷川岳でお会いできるのを楽しみにしております!

雪国に遊びにいかない?

「スキーにいかない?」じゃなくて「雪国に遊びにいかない?」と誘っています。
そうすると殆どの人が興味を持ってくれる。


寒いからこそ暖炉や囲炉裏など暖かい場所があり、雪景色は最高だし、温泉は至極だし、お酒を飲んで顔が火照って外に出ると冷たい風が気持ち良くて、そのまま新雪に寝転んだら満天の星空。
そして翌日、天気が良くて気持ちが乗ったら軽く滑ってみればいい。

まずは来てもらうこと。それからは雪国を全力で楽しんでいるところを見れせば良いだけ。全員が雪国親善大使!

Akira’s project 『TWIN PEAKS』

5年の歳月を経て、ついに公開。

“日本歴代最強のスラローマー”と呼ばれた佐々木明。
アルペンスキー選手を引退し、山岳スキーヤーへ転向。

解説者やメディアへ行くでもなく、なぜ滑り続けるのか、そして危険と隣り合わせの山岳スキーなのか。

その答えがこの作品のなかにある。
いや、山岳スキーに心を奪われ、その答えをはっきりと見つけるためのドキュメンタリーなのかもしれない。

そう書くと、ひとりのスキーヤーの物語と感じるかもしれないがそんなことはない。

この作品は誰が観ても、美しい景色にワクワクし、その中を滑る彼らに圧倒され、目的のための準備というものを学び、覚悟を決めてスタートを切ることに勇気をもらい、成功した明の笑顔に見惚れ、そして次へ進む眼差しに期待するはず。

正直、想像をズバ抜けた完成度でした。

僕もスチールカメラマンとしてご協力しました。

どの写真なのか当ててみてください。

明、本当におめでとう。
今なぜか、ウチに泊まっていた頃の明の姿が現れたよ。

また一緒に滑ろう!

予告編はこちら。

『この山にねがいをこめて – 谷川岳警備隊員の手記 – 』

『この山にねがいをこめて – 谷川岳警備隊員の手記 – 』
群馬県警察本部 編

谷川岳警備隊 ——
昭和初期の上越線開通により首都圏からのクライマーが急増し遭難が相次いだ。そして1958年(昭和33年)、全国初の“テクニカルレスキュー隊”として谷川岳警備隊が発足。「死の山」と呼ばれる谷川岳連峰を守るなか、発足から60年以上経った今でも殉職(二次遭難)が一度もないプロフェッショナル集団。

そこに長らく在籍していらっしゃった新井さんからこの本を頂戴しました。

昭和34年から37年にかけての警備隊員の手記。
捜索から発見、そして検証・原因の究明など、事細かく記されています。

僕がよく通う場所でもあるので読んでいて位置や地形などはなんとなく分かりますが、webで「地形図」と「google earth」と照らし合わせながら読むと状況がより把握しやすい。

あくまで行程や位置関係についてであって、これで山を分かったつもりになるのが一番ダメですが。。。

今では出版できないような個人情報なども書かれているので、真実として重く自分の中に入り込んでくる。

捜索へ向かう警備隊員
目の前で岳友が滑落するのを見たクライマー
遭難の報を受けて東京から駆けつけたご両親。

一文一文、全てを逃さないように読んでいます。

自然を愛するからこそ謙虚に。

新井さん、ありがとうございました。

ホグロフス

自然の奥深くへ訪ねる際はホグロフスのバックパックを選んでしまいます。

ホグロフスは1914年にバックパックを作り始めたことからこのブランドはスタートしたそうです。
その100年以上の蓄積はバックパック細部にまで渡っていて、細心の注意を払う山の中で無駄な動きが必要ありません。

そう書くとガチな自然の中のためのバッグと思うかもしれないけれど、もちろんタウンユースのものもあるし、何よりも今、多岐にわたる自然現象による被害が起きているなか、街に住む人たちもアウトドアブランドのものを揃えていった方が絶対に良いと思う。

同じウインドブレーカーでもファッションブランドのそれとは大きく機能が違う。「過酷な自然の中で命を守る。快適に過ごす。」ことを目的としているんです。

たしかに安くはないけれど、アウトドアブランドは他のジャンルと違って「無駄に高い」というものは無い。高い分だけの機能が携わっていると思います。

そしてなにより、自然環境は気候変動に配慮しながら物づくりをしています。今よく聞く「サステナビリティ」という言葉。僕が初めて聞いたのは約7年前のホグロフスのイベントでした。

今は本当にたくさんの素敵なブランドがあります。自分のお気に入りのブランドを見つけてみて、自然の中で遊んでみてはいかがでしょうか😊

ホグロフス ホームページ

“MOUNTAIN SURF”
11年前に購入。
その後廃番になったけれど数年前に復活したので再度購入。
30Lなので主に日帰りバックカントリースキーに使用。
“NEJD55″(ネイド)
55Lの大容量。2DAY以上の登山や装備が多いクライミング、もしくは大量の撮影機材を山に持っていく際に使用。
しかし、その大容量を運ぶのに見合う体力があるかどうかが目下の課題。。。
細かいポケットが多く最初は迷うけれど、自分のルールを決めて覚えてしまえば本当に便利。
“RAND50”
主にバックカントリースキーに使用。
雪崩による捜索などに使用するショベルやブローブを収納するポケットが配置。
今持っているホグロフスのバックパックの中では一番付き合いが長い逸品。
自分の身体と腰ベルトの相性が抜群。
“ROC SPIRIT 30”
「シンプルで軽い」。
簡単な登山やクライミングで使用。
先日はここにドローン、ミラーレスカメラ、そして行動食や飲料水、ウインドブレーカーを入れて「中芝新道」日帰り登山をしました。
デザインもカッコよくて最近のお気に入り。

地図から消えた登山道 〜 中芝新道

谷川連峰の一般登山道としては難ルートと言われていた中芝新道。2018年に廃道となり刈り払いや補修が終わって現在の登山地図から姿を消しました。

今回はのんびり撮影しながら天神尾根を登ろうと思っていたけれど、新井さんから「連れて行きたいルートがある!」とお声がけいただいた。

登山指導センターから谷川岳のボトムをマチガ沢~一ノ倉沢~幽ノ沢~芝倉沢進み中芝新道へ。

早速自分の背丈くらいの熊笹に行手を阻まれ掻き分けながら入山!!

新井さんは短パンで僕は長ズボン。

下の駐車場で「この暑さで長ズボンはキツいな~」と後悔していたけれど、今は新井さんが後悔する番(笑)
案の定、下山した新井さんの膝周りは・・・

沢に降りて登り、そしてまた藪の中へ。

途中崩落個所もあり慎重に進む。

2019年8月の谷川岳東尾根アルパインクライミング以来の登山。そしてアルパインクライミングみたいにロープを使ったり岩を直登する感じでもなく、淡々と藪を掻き分けて見えない足場を探りながら歩くので気持ちが想像以上に疲れる。

一ノ倉岳に登頂して大休憩。
通り過ぎる谷川岳馬蹄ランナーと挨拶を交わして僕たちも出発。

一ノ倉岳からオキの耳へ。

ようやくまともな登山道(笑)
稜線を歩くのは本当に気持ち良い!

昨年完登した『クライミング  一ノ倉 奥壁 南陵』ルートを上から見おろす。

オキの耳からトマの耳へ。
「これが最後の登り!」と鼓舞しながら登る。

肩ノ小屋へ到着。
お決まりのコーラを飲みながら管理人の孝男さんたちと雑談をしながら休憩。

孝男さんのひとこと
「今日は昨日よりも雷雨の予報が高いよ」

急いで立ち上がる。

この日は前日の落雷によってロープウェーが運休。
なので西黒尾根をゆっくり下山する予定だったけれど急がなくては!

落雷のリスクを軽減するには西黒尾根。
急いで下山するなら厳剛新道。

分岐点で新井さんが空を見上げて「なんとか間に合いそう」と判断して厳剛新道へ。
太腿がパンパンになりながらも急いで下山。
予想通り雷雨に遭わずに指導センターまで辿り着きました。

やー、しんどかった!!
でも楽しかった!

新井さんと登ると、自分1人では登れないルート、見ることの出来ない景色を経験することができる。

そしてしっかりと追い込んでくれる(笑)
本当に感謝です。

谷川岳

このひとつのエリアで本当に多くのバリエーションがあり、行くたびに新しい景色を見せてくれる。
動画でも話しているけれど、日帰りでこれほどのスケールの山を登ることができるというのは他に無いと思う。

今回は廃道でしたが、ロープウェーで高度を稼ぎ、老若男女も楽しめる一般登山道もあるので是非行ってみては。

今の時期は、充分な水分、日差し対策をしっかりとしてくださいね!

幻の風景

みなかみ町、藤原エリアは多くのダムに囲まれた町。
ダムの貯水コントロールによって見られる景色が変わります。

この写真の草原エリアはダムの中に沈んでいることがあります。

貯水量、そして四季の移ろいによって日々違った風景を見せてくれるこの場所。

次見た風景はもう見られないかもしれない。
だから通るたびに車を停めてゆっくり眺めます。

神と自然と街と人と

山・川・森・泉・・・

日本は古来からそれぞれに神が宿ると考え祈りを捧げ、人と自然が互いに和をもって暮らせるよう続けてきた。
そして神々に感謝と祈りを捧げる場を集落に作ったことが神社のはじまりだと言われています。

緑が広がる森林や美しい水が流れる川を「自然」と呼ぶならば、街は「不自然」かもしれません。
僕らはその不自然な街で自然体でいるという歪み中で生きています。

だから僕は時間ができると自然の中へ行き、身を委ね、自然体に自分を取り戻し、そして不自然の街に戻り過ごしていきます。そしてまた疲れたら自然の中へ・・・その繰り返しです。

最近自宅で過ごす日々が続いているので毎朝散歩して近所の神社に行っています。
やはり街のなかとは空気が全く違う。
心が落ち着くし、満たされるし、祈りたくなる。

そうだ、街にも自然があるんだ。

地元の住民が早朝に神社へ行き、祈る。
それは今の日本に大切な風景だと思った。

この状況のなかでも、みなさんが心穏やかに過ごせますように。

谷川岳にラインを刻む

上の写真は昨日(3月27日)にドローンで撮影した谷川岳と一ノ倉岳。

みなかみ町に通いだして10年以上。少しずつ自然の奥に奥に進めるようになってきて、この1年で谷川岳に色々なラインを刻むことができた。

でも、みなかみの自然はもっともっと深い。
焦らず山に受け入れられるのを待ちながら、ひとつずつ丁寧に。

導いてくれた仲間に感謝!

谷川岳バックカントリースキー

ようやく今シーズン初のバックッカントリースキー。(スキー自体も3日目)。
谷川岳を登ってきました。

ご一緒させていただくのは、いつものように谷川岳警備隊の新井孝之さん。
とても楽しいけれど、それと同じくらいに危険な山。
8000メートル峰14座の死者を合計しても約600人なのに対して、谷川岳の死者は800人以上。多くの避難者や犠牲者を背負い下山し、谷川岳と共に生きてきた方です。

前日の夜に谷川岳登山指導センターに入って、新井さんや山岳警備隊の方々と食事をしながら賑やかに過ごしました。

そして翌朝。
朝食を済ませ気持ちを入れ替えて支度を。
ここで忘れ物をしたら取りに戻ってこられないし、もしかしたら一生戻ってこられなくなるかもしれない。

昨夜の鍋にうどんを入れて朝食を済ます。

ビーコン、スコップ、プローブ、防寒具、行動食、飲み物などひとつずつ確認していきます。

ロープウェーが動き出したので出発。
まずは天神平スキー場へ。
そこからリフトに乗って、降り場から少し歩いてスキー場管理区域外にアプローチします。

スキー場から管理区域外へ出るときは、決してスキーを履いたまま滑って出てはいけません。
そうすると滑った跡が出来てしまって、一般スキーヤーが「こっちもゲレンデなのかな」と勘違いして管理区域外に出てしまう可能性があります。

管理区域外へ出て、スキーを履いていよいよスタート。
最初は少しだけ滑って降ります。

ここから管理区域外。目指すは遠く先に見える谷川岳。

そこからいよいよスキーの裏にシールという登坂用具を装着して登ります。

それにしても快晴!!
天候の変化が激しい谷川岳でこの快晴を当てるなんて持ってる!
気持ちがただただ上がるばかり。

でも、

今シーズン初のバックカントリー。
登坂技術が鈍っていたり、高度に慣れていなかったり。
そしてこの1年は舞台ばかりだったので運動不足だったし(不摂生もあり)すぐにヘトヘト。。。
荷物や履いているブーツやスキーがいつも以上に重く感じて大変でした。

今回予定している行程は、谷川岳の山頂まで登ってさらに奥に進み、芝倉沢を滑るルート。
ロングルートなので時間も不安になりながら一歩一歩前に。

この一歩は数十センチだけれども確実にゴールへ近づいているんだ。
そう言い聞かせながら進みました。

そしてようやく谷川岳山頂に到着!

見事な絶景に疲れも(少し)吹っ飛びました。

谷川岳の山頂のひとつ(双耳峰なので)、トマの耳。もう一つはオキの耳。
「手前の耳」と「奥の耳」が訛ってそう呼ばれるようになったというのが一説。
山頂から見える景色。
この稜線を縦走することが次の目標。
雪山を歩くときは絶対に地面の端を歩いてはいけません。
雪庇と言って、写真のように出っ張っていることがあり、その上に立つと崩れてそのまま滑落します。

そしてこれから進む先を見ている新井さん。
スキーを履いたまま進んでいく予定だった斜面に広く岩肌が出ていて別の登坂用具がないと厳しいかもしれないとのこと。

安全をとって登ったルートを引き返すことにしました。

予定を変更して滑走エリアは「肩の広場」。
山頂付近にある山小屋「肩ノ小屋」からすぐの広い斜面。

ふかふかのパウダーではなく少し重めの新雪だったけれど、誰も滑っていない斜面を独り占め!テンションをあげてドロップイン!

・・・と思ったら最後に片足が雪に取られて転倒。
でもそれも気持ちよく笑顔になっちゃいました。最高!!

次に新井さんがドロップイン。
新井さんはスノーボード。ライディングスタイルがとてもかっこいい。
うまく言葉にできないかもしれないけれど、「山を愛しているんだなぁ」と感じずにはいられない滑りなんです。

「肩の広場」で新井さん。
谷川岳を愛でるように大きな弧を描いて美しいライディング。
この後ろ姿に惚れちゃいます。
今まで多くの受傷者が新井さんの背中の大きさを感じたことでしょう。

やはり自然っていいな。

このような山々に囲まれた場所を「自然」と呼ぶならば、
街は「不自然」なのかもしれない。

街に住む僕たちは、その不自然の中で「自分らしく」と自然に振舞って生きていかなければならない。

それこそ不自然だと思う。
でもそうしなくてはいけない。

だから僕は、時間が空けば自然の中に身を委ね、自然を感じ、自分の「自然」を取り戻す。
そして街に戻ってまた不自然のなかで過ごしていく。

群馬県みなかみ町に小さい部屋を持って10年ちょっと。
これを続けてきて、身体も心も豊かになってきたと感じます。

自然は「嘘」がありません。
そこに斜面があって、水があるから川になる。
木陰で日が当たらないから草が生えにくい。
僕たち人間が疑っても意味のない世界。
だから素直に受け入れるしかない。

その世界が自分になってどう感じるか。

もし日常が窮屈に思えることがあったら、1日ゆっくり自然の中で過ごしてみてはいかがですか?

そして滑ったり歩いたりしながら下山。
登りより体力と心に余裕があるので、絶景をカメラに収めながらのんびりと。

谷川岳。山頂付近の広い斜面が「肩の広場」。
ここを滑るとどれだけ気持ち良いか想像できますか!?
雪が少ないと岩肌と雪のコントラストがとても美しい。
オキの耳。別名、谷川富士。
谷川岳は本当は谷川岳じゃないんです。
実は別の名前が付いていたのですが、国土地理院が地図作成の際に誤って谷川岳と表記してしまってそれが定着してしまったのです。
この写真に写っている、今は俎嵓(マナイタグラ)という名前の山がもともと谷川岳でした。

「肩の広場」望遠レンズで。
僕が転んだ跡も見えちゃいます(笑)

登りはあんなに時間がかかったのに、どうしてこんなに早いの。。。
あっという間の下山でした。

自然のアクティビティに100%安全ということはありません。
そのなかでも可能な限りリスクを減らし、新しい体験と学びを与えてくださる新井さん。
本当にありがとうございました!

新井さんのバックパックや装備。
僕が山の道具を買うときには必ず新井さんに相談しています。
かぶっているビーニー(ニット帽)は、MINAMAMI BASEと新井さんのコラボモデル。
速攻売り切れなので来シーズン狙います!

スキーヤーっぽく見える新井さん(笑)
この日の道中も他の登山者と話をしていて新井さんが「警備隊です」と言ったら、「もしかして、新井さんですか?」と言われたり、「以前滑落してお世話になりまいした」という方も。
新井さんをはじめ多くの警備隊の方が日々谷川岳を見守っています。

初のアルパインクライミング

初のアルパインクライミング。
(登山道の無い自然のままの地形を進み、時にはロープなどの道具を利用した人工登攀をする山岳登山 https://yamahack.com/2610

場所は僕のホームでもある群馬県みなかみ町にある谷川岳。

巌剛新道〜マチガ沢〜シンセン沢右俣〜谷川岳東尾根〜オキノ耳

6月以来の登山だからか体調不良なのか、これほど身体が重かったのは本当に久しぶり。
ピークハントしたときはもうヘトヘト。。。
達成感を満喫しようとしたら雷鳴が聞こえてきたのですぐさま下山しました。

谷川岳は魅力的な山。
このような本格的な登山もできるし、ルートを変えてロープウェイを使えば老若男女楽しめるエンジョイ登山もできる。

また新しい角度から自然を体験して知ることができました。

情報から知識へ
知識から経験へ

僕が大切にしていることです。

ネットの情報をそのまま話しているよりも、それを噛み砕いて把握して自分の言葉で話した方が伝わるし、さらに経験した人の言葉の方が明らかに説得力があります。

「街と自然を繋ぐ」と言っているからには、自然としっかり向き合い経験して学ばないと。

登山家でもなくアスリートでもなく、街に住んで働いている人が自然を通じて何かを感じ、それを伝える。
だからこそ伝えられることもあると信じています。

ダンプカーくらいの大きさの雪渓がゴゴゴゴゴ・・・と地鳴りを立てて迫ってきたり、
落石を目の当たりにしたり、
ハイチュウ食べて銀歯が取れた人がいたり、
とてもスリリングで楽しく、他では得難い豊かな1日でした。
本当に、本当に疲れたけれど(笑)

みなかみはこういう本格的なところだけでなく、家族でも楽しめる自然アクティビティがたくさんありますので勘違いなさらずに!
是非一度お越しくださいませ!

5:40頃スタート
山麓から厳剛新道登山口までは舗装された道路
谷川岳をバックに新井さんと
この写真で見える一番右端の稜線を右から山頂に向かって
登ります。
厳剛新道からマチガ沢へ降りる
マチガ沢は谷川岳のバックカントリースキーの聖地でもあ
ります
ここで片足を水に突っ込むというミス
その後ずっと靴の中がグショグショに・・・
マチガ沢の底の部分は積雪が20メートルくらいになりま
マチガ沢から右へ登りシンセン沢へ
マチガ沢にはまだまだ雪が!
この辺りはロープを使わずに登る
日焼け防止のために長袖のアンダーシャツ
これが思いのほか辛かった・・・
ロープを使った登攀で上に到着した瞬間!
上に連れて景色がだんだん広くなっていきます
鳥の鳴き声と風の音しか無い世界で、
身につけた金属の登攀用具がぶつかり合う音が心地よい
尾根の右側が一ノ倉
クライマーだったら誰もが知っている場所
夏を感じる立派な入道さん
ロープ登攀2回目
ラストスパートだけど気持ちは静かに確実に
山頂に到着!!
雷鳴が近づいてきているので急いで退散!!!!
みなかみで新しい山を経験するときにはいつもお世話にな
っている新井さん
今回も強靭な体力で温かいサポートをしてくださいました

アウトドア フリーマガジン 『 Liart 』〜 みなかみ巡礼 〜

実現したいことがひとつ形になりました。

「街と自然を繋ぐ」役者業とともに自分のライフワークとしてひとつずつ形にしています。
(お時間がありましたら下記リンクをお読みください)
https://gcp-lab.net/koji/naturelife/

アウトドア・フリーマガジン 『 Liart 』 〜 みなかみ巡礼 〜

私と群馬県みなかみ町を特集していただきました。

東京から1時間40分という好アクセスにある大自然。
その大自然の恩恵を受けて楽しむ多彩なアクティビティ。

地元のスペシャリストのサポートを受けてパックラフト、登山、MTB、釣り、カヌーを楽しんできました。

「人と自然の共生」
みなかみ町は2017年にユネスコに「生物圏保存地域」として登録されました。
自然環境や生態系を守りつつ、その自然を有効活用し、地域や人間社会が発展することを目的とした「自然と人間社会の共生」を実践するモデル地域で日本ではまだ9箇所しか登録されていません。
http://www.town.minakami.gunma.jp/minakamibr/

「車が地球にできること」
排気問題、車離れなど、自動車業界にとっては向かい風である現代。
自動車メーカーは「地球のために」と、電気自動車を作ったり、燃費が良くなるように流線型のデザイン、そして電気自動車のレーシングカーを作ったりしています。果たしてそれだけで良いのでしょうか?

自動車が地球のためにできることは、老若男女問わず、荷物が多くても気軽に自然に連れて行ってあげられることだと思います。
自然を感じさせ、楽しみ、大切さを知り、その気持ちを街に持って帰り、みんなが「地球のためにできること」と考えるきっかけを与える。
それを具現化したのがまさにJEEPです。

「自然と隔て、自然と交わる」
高機能なウェアが、雨・風・雪などから身体を守ってくれることで、我々は自然のもっと深くまで訪ね、自然と交わりひとつになることができる。
そしてシンプルなデザインなので街から着ていける。
街から自然への旅のスタートからゴールまでをカバーできるウェア、Goldwin。

「街と自然を繋ぎたい」。その思いをご理解いただき、その役割を既に担っている、「みなかみ」「JEEP」「Goldwin」のサポートのもと『 Liart 』が完成しました。

そして、みなかみと繋ぐ街は日本橋。

日本橋からみなかみへ
1842年創業の老舗浴衣専門店「竺仙」の若旦那、小川さんに浴衣を見立てていただき、みなかみ「別邸 仙寿庵」で温泉上がりに着て夕涼み。

みなかみから日本橋へ
「蛍雪の宿 尚文」の料理長、阿部さんが採ったみなかみの山菜や川魚を、日本橋の老舗割烹「とよだ」の5代目、橋本さんへ届け美味しい料理を作っていただく。

そのような交流も行いました。

僕はプロの登山家でもスキーヤーでもありません。街の中で過ごすひとりとして、様々な角度からそして異なるものを融合させて形にし、多くの方が自然に興味を持ち、自然を訪れ、自然を向き合いたくなるようなきっかけを作り続け、「街と自然を繋ぐ」ことができたらと思っています。

全16ページ、読み応えとともに、402×273mmと大判なので戸川覚さんの素晴らしい写真の見応えもあります!

今回は多くの方々のご協力によって成立しました。
本当にありがとうございました!

みなかみは首都圏の住む方々にとって大切な場所だと心から思います。多くのみなさんがみなかみで自然を楽しみ、何かを感じ、何かを得て、何かを学んで街に持ち帰っていただければ。

10年以上みなかみに通っているけれど、まだまだ新しい発見がたくさん。
各アクティビティは、小さい子供がいる家族やカップルも思い切り楽しんでいました。是非、この夏休みはみなかみで遊んでみてはいかがでしょうか?

『 Liart 』は全国のJEEPディーラー( https://www.jeep-japan.com/dealer.html )そして全国1000ヶ所のアウトドアショップにて無料配布しております。是非お読みください!!

– パックラフト –
宝利 誠政(ワンドロップ

– 登山 –
新井 孝之(谷川岳警備隊)

– MTB –
ネイサン・ベネット(MTB JAPAN

– 釣り –
斎藤 材(ファンテイル

– カヌー –
桑野 智和(Bluebird Canoe

– 取材 –
マイク・ハリス(キャニオンズ
ユアン・クレイグ(陶芸家

– 宿泊 –
阿部 尚樹(蛍雪の宿 尚文
阿部 達也(蛍雪の宿 尚文
久保 英弘(別邸 仙寿庵
岡村 国男(法師温泉 長寿館

– ゆかた –
小川 茂之(竺仙
– 料理 –
橋本 亨(日本橋 割烹とよだ

– special thanks –
JEEP JAPAN
Goldwin
みなかみ町
(敬称略)

Jeep Renegade Trailhawk
程よいサイズで街でも乗り回しも楽
そして自然の奥深くまで連れて行ってくれる
今回一番お気に入りのウェア
Goldwin
Wool Grid Hoodie
Ventilating Pants
(8月発売予定)

自然と向き合うこと

先日誕生日を迎えました。

41歳は舞台の主演・座長を務めさせていただき、色々と新しい景色を見ることができました。

今年はあと2本舞台に出演させていただきます。
近々ご案内させていただきますので是非お越しいただけましたら幸いです。

42歳の新しいチャレンジはクライミング。

自然と対峙するにはしっかりした知識と準備を。
谷川岳警備隊の新井さんのサポートのもとみっちりトレーニングをしてきました。

先月初挑戦して今回は2回目。
ドキドキとワクワクが相まった新しい感覚。
登ったご褒美の絶景を眺めがら自然のエネルギーを感じてきました。

この1年は「街と自然を繋ぐ」ということについても活動していきます。
こちらについても改めてご案内させていただきます。

山は誰のもの?

山は皆のものであるけれど誰のものでもないと思います。
.
自然をコントロールしようとするのではなく
謙虚に向き合い受け入れ
そこで会った仲間と楽しさを厳しさも共有し
そして感謝をして後にする
.
体力があるから登山が得意
スキーが上手いからバックカントリーが得意
そうでない事を改めて噛み締めます。
.
僕はローカルの皆さんのようなレベルではないけれど、自然の厳しさ、そして素晴らしい魅力を等身大で感じたまま伝えていければ。
.
これから自然を楽しもうと思っている方が最初に嫌な思いをして自然から遠ざかってしまわないように。
アドバイス、お手伝い出来ることがありましたらいつでも。
.
お時間がありましたらこちらをお読みください。
谷川岳の安全を守る山岳警備隊の方のメッセージです。

みなかみ町

自然と人間社会の共生をかたちにしている町、みなかみ。
群馬県みなかみ町役場の小池様に色々な場所と多くの方をご紹介いただきました。

関東圏の天気予報ではいつも表示されている「みなかみ」。
その名前を多くの人は知っているけれどどのような町かイメージできている人は極端に少ない。
みなかみをどうビジュアライズさせるか。
一番つくることの難しい知名度があるのでそれが合わせれば一気に魅力を伝えられることができる。

ローカルの方では日常的に見える景色でも余所者の僕からしたら素敵な場所ばかり。
さまざまな角度からお話させていただき色々膨らみました。









自然と街を隔てようとする現代に向けて

「伝統工芸・産業 × 自然」プロジェクト 第2弾

開化堂・八木隆裕さん、金網つじ・辻徹さんと大文字山で野点珈琲をしました。

このプロジェクトは、去年の秋にこの3人で京都の渓流で野点珈琲をしたことからはじまりました。

川の中の石は、川の流れに揉まれ長い年月かけて角がとれ、丸みを帯びてくる。
漠然とした感覚だけど、それが伝統工芸品と似ているなと。

そしてお話を聞くにつれて、自然に対する職人の向き合い方は、自然と街を隔てようとする現代に向けて絶対に伝えるべきだと思い企画しました。

お時間のあるときにお読みいただけましたら嬉しいです!

俳優・田村幸士の若旦那と山登り対談|#02「開化堂」八木隆裕&「金網つじ」辻徹




白髭神社

琵琶湖畔の白髭神社。
全国に300社以上ある白鬚神社の総本社で歴史は古く、2000余年前の紀元前に創建されたといわれています。
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曇り空だったのでマジックアワーは難しいかなと思ったけれどグレーの曇り空に浮かぶ鳥居もまた綺麗。
しかしそのあと空が一面ピンク色に。
たった5分。最高に美しかった。

珈琲野点

.HYAKKEI
「自然 × 伝統工芸・産業」

第1弾の小澤酒造・小澤幹夫さんに続き第2弾。
京都の開化堂・八木隆裕さんと金網つじ・辻徹さんです。

3人で京都の大文字山を登り、「大」の字の火を起こす火床で京都を見降ろしながら珈琲野点をしました。

茶筒の開化堂と金網工芸の金網つじが作ったコーヒードリッパー。ドリッパーのミリ単位の構造で味が変わってしまう珈琲の奥深さを追求し、5年以上の歳月を重ねて作りました。

見た目の美しさだけでなくこれで淹れると本当に美味しいんです。

珈琲を飲みながらおふたりのお話をお聞きしました。

詳細は後日.HYAKKEIにてアップ致しますので楽しみにしていてください。
お忙しいなかありがとうございました!


そして第1弾の小澤幹夫さんと山旅文筆家大内征と3人で開催した「山サロン vol.1〜山と水とお酒のはなし〜」。
その時に模様が記事になりましたので是非お読みください。

https://hyakkei.me/articles-752

旅の楽しみ方

海外を旅して常に思うことが
あちらの人たちは移動を「目的地へ行く為の手段」として捉えるだけでなく新しい発見を探す為の手段でもあるということ。

google map片手に下を向いて目的地まで間違いないように歩くのではなく、顔を上げて景色を楽しみ、道を間違えたら笑って楽しむ。
そうすれば移動も旅の楽しみとなり、楽しい時間がたくさん増える。

旅じゃなくても見上げると東京は素敵な景色ばかり。