best of the year

やー、ながらく更新できませんでした。

「おぶ じ いやー」 最終回。

best of the yearでっす。

文字通り、2006でサイコーなことです。

それは・・・

ジャジャーン!!!

皆川賢太郎 トリノオリンピック 4位入賞!!

まぁ、これについては今までたくさん書いてきたので、多くは語りませんが。。。

「0.03秒」と「1446日」

皆川賢太郎 凱旋帰国

メダルをとらないと認められないアマチュアスポーツ、しかし多くの人の心を動かすことがでたはず。心から本当におめでとうと言いたい。

そんな賢太郎は12月にヨーロッパでケガをしました。

右前十字靭帯断裂。

それを聞いた瞬間、4年前の光景が溢れるように出てきた。

4年前は左足、そして今回は逆。

なぜ神様はこれほどの試練を与えるのだろう?
永久に生きる神様は、ごく限られた時間しか与えられていないアスリートの気持ちを理解できるのかな?

そんな気持ちで数日過ごしていると、賢太郎から電話があった。

「今日ヨーロッパから帰ってきたんだけどゴハン行かね?」

僕は、夜の予定を終わらせてすぐに賢太郎に会いに行った。
久々に会った賢太郎は予想を裏切るように明るかった。
というのも、損傷したのが靭帯だけで周りの損傷が無かったからです。
賢太郎は会った開口一番、
「前回と全然違うでしょ?」
と。
たしかに、僕がパートナーとして一緒にいたときの怪我の状況とは違ってました。
まぁ、それからは怪我の話はほとんどしなかったので(笑)これくらいの報告となりますが、賢太郎の声が明るかったのは、

4年前に同じような怪我をして、それからカムバックできたという自信があるから。

戦うべきモノが何かが分かっているのは本当に大きいと思う。
今、何をするべきかを4年後のバンクーバーから逆算できる。

もちろん楽観視するつもりはないが、賢太郎ならやってくれる。

そして2006年12月31日

夜に賢太郎の家に気の知れた仲間が集まる。

「年越し鍋パーティー」

食材が足りないということで、僕と友人は途中で食材を調達してから賢太郎宅へ。
賢太郎は、既にある食材で鍋を作っていた。賢太郎は昔から料理が得意!カレーとかマジ美味しい。
買い足した食糧で、別の鍋をつくってみんなで食べる。

美味しい~!!

そして賢太郎が

「2006年で一番良かったこと、一番辛かったこと、そして2007年の抱負をみんなの前で発表しあおう。」

と提案。

みんな順番に発表していく。

改めて思ったけど、声に出してみんなに発表する、ってことはとても大切だなぁと思った。

発表するために、頭の中で思っていることを「コトバ」に変換することによって、自分の思っていることを自分に対してより一層理解できるようにできる。
相手にしっかりと伝えるためには、まず自分にしっかりと伝えなくてはいけない。
とても勉強になった。

みんなの話を聞いて、何を感じてきたか、どこへ向かおうとしているのかを深く理解することができた。それを共有しあうことによって、仲間が仲間でい続けられるんだなぁって思った。

カウントダウンも盛大に盛り上がって2時頃に賢太郎達と解散。

僕は千弥と明治神宮に初詣。寒い中1時間ちょっと並んでお参りをする。

そしてお台場の奥の方へ行って初日の出を待つ。
日の出まで時間があったので車の中で仮眠。

起きるとちょうど日の出時刻(事前に調べてた)10分前!!
急いで外に出て海辺へ。

徐々に空が赤くなってくる。けどまだ出てこない。
更に空が赤くなっていく。まだ出ない。

そしてようやく太陽の頭が見えてきた!
溢れるような光。一気に光を解き放つ。

太陽にこんなに感動したのは初めて。
これほど太陽に見惚れて、パワーを感じて動けずにいたことは今までにない。

ね、写真でも眩しいでしょ?

「ああ、僕って生かされてるんだなぁ。生きてることに感謝しなくっちゃ」
感動して涙すらでてきそうになった。

今までの年越しは飲んだくれてたんだけど(笑)、今回の年越しは本当に良かった。

なんかね、根拠とかは特に無いんだけど、2007年は本当に素晴らしい年になる気がする。

僕、頑張る。

目標に向かって頑張る。

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