雄呂血

嗚呼。

今日は仕事に身が入らない。やる気が出ない。どうしたもんだろ。
今僕は映画のバラエティ番組なるものを作ってるんだけど、はっきり言って映画にうとい。
まぁ、この仕事を半年ばかし続けて少しは知識はついたけどあまり良く分からん。別に詳しくなろうとも思ってないので吸収力もない。

けど、この仕事をして良かったと思うことがあった。

それは、祖父に出会えたこと。

僕の父方の祖父は、父親が小学生の頃に死んじゃったので勿論会ったことない。
親からの話やちょっとした写真だけでしか知らなかった。
だけど今回の番組で、祖父が出演している映画を扱う事になった。

タイトルは「雄呂血」。あ、「オロチ」ね。

「剣劇王」と言われていた阪東妻三郎(←祖父)の大立ち回りが時代劇に新しいスタイルを「雄呂血」で確立させた、という無声映画の傑作。

そんな話は昔から聞いてたけど、実際に見た事は無かった。

でもって、これをきっかけに「雄呂血」を観てみた。

涙が出てきそうになった。
祖父の動く姿をきちんと見るのはこれが初めて。
むちゃくちゃカッコイイ。言い表せる言葉は僕には見当たらないくらいにカッコイイ。

「これがおじいちゃんだ。」

「もし誰でも会えるとしたら誰に会いたい?」
と聞かれると、僕は昔から「おじいちゃん」と言っていた。

すごく近くて、すごく遠い存在。
けれど
すごく遠いけど、すごく近くに感じる。

前の日記にも書いたんだけど、なんか繋がってる気がする。
変な言い方だけど、すげー仲良くなれる気がするんだよね(笑)

もっともっと阪妻を知りたくなった。

いつか僕が死んだら、天国でおじいちゃんと酒飲みたいな。

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