娯楽から趣味へ

こないだパソコンの中身を整理したら、僕が昔自分勝手に書き綴ってた文集を発掘しました、隊長!

久々に読み返してみると、「お!なかなかどうして好青年じゃないか」みたいなかんじなのですわ。

ちょっと紹介してみよっかな。
これは僕が大学時代にスキーをやってて、スキーが今ひとつスポーツとして認められなくて、もどかしく、そしてそれを打ち破るためにスポーツ関係の仕事をしたいと思った時のキモチ。

*****************

娯楽から趣味へ…

最近思ったのは、やっぱり僕はスキーが好きで好きでたまらない、ということ。
つい最近、目白駅がきれいになったの。そこに「Skier」っていう雑誌のポスターが貼ってあったの。そのポスターは、イタリアの選手が大回転をしている
写真なの。もう、ほんっとうにカッコイイの。そういう写真が、世の中に出るのがとても嬉しいの。

 スキーって、日本では代表的なレジャースポーツだけど、趣味でやっている人って何気に少ないと思うの。だからスキー業界は景気に左右される。趣味であったら、相当な事が無い限り買い続けると思う。つまり、レジャースキー以外(つまり、アルペン、ノルディックetc.)の認識って、限りなく少ない。
日本のメディアもスキーに関して興味を持たず、そうなると情報化社会の中、メディアによる情報に頼らざるを得ない我々は、さらに日常生活の中スキーに接する機会が無くなる。

 お祭り事の好きな日本人は、4年に1度のオリンピックに限ってウインタースポーツを取り上げ、取り扱いに慣れていないメディアは適当なことを言って「メダル、メダル」と騒ぎ立てる。そうすれば、ウインタースポーツにおいての日本選手のレベルの知らない視聴者はメダルが取れる位置に日本人がいるのか、とメダルを期待してTVなどを見る。そして、いざメダルが取れなかったことを知ると、メディアも視聴者も一気に関心が引き頑張った選手は、そこに置いてけぼり。
実際アルペンスキーの木村公宣は、オリンピックの前の年の大会で、(コースはオリンピックコースを使用)4位という成績を残したが、本番のオリンピックでは10番ちょっとの成績にとどまった。
TVなどでは、「出し切れなかった」「惜敗」などと書かれていたが、僕は十分に誉める値する成績を残したと思う。やはり、オリンピックの真意を見出せていないのだろう。

ようは、オリンピックはメダルを取ることが一番、とほとんどの日本人は思っていると思う。経過ではなく、結果が重視。確かにオリンピックで勝つこと、メダルを獲ることはとても素晴らしい。しかしそれだけではないはずだ、と僕は思う。メディアも視聴者も大体そういうことは言うが、本心からは思っていないと思う。メダルを獲るまで、ダメでも結果が出るまでの経過(それまでのトレーニングやその試合の駆け引きなど)が選手にとって、一番重要であり、実になるものだと思う。と同時に、それを他の人々も知るべきだと思う。

 そうすれば日本人もオリンピック(夏・冬問わず)などの大会の見方も大きく変わると思うし、スポーツに対する認識力も進歩するはずである。それにより、何年後、何十年後に世界でトップに君臨する選手を日本から出てくると思う。

 そのためには、メディアのスポーツに対する価値観を変えるべきだ。今までどおりの情報提供では、視聴者が間違った事を正しいと思いそれが、世界に出まわってしまうと「日本はスポーツ後進国」と世界各国になめられてしまう。日本のTV番組を見ると、1つの番組で政治・経済やったり芸能やったりスポーツやったり・・・どれもが中途半端な気がする(とくに昼のワイドショー系のスポーツ)。これは、日本の学校教育の特徴が良く現れていると思う。6教科中5教科ダメでも1つが誰よりもずば抜けていれば良い、というアメリカの教育方針とちがって、全部が平均的にこなせれば良いという方針だからそのような人材が育成され、それにあった番組が作られるのだろう。

 
 べつに、日本の教育方針が悪いといっているのではない。メディアに関しては、あまり好ましくない。と僕は思う。

 僕は、スキーが好きだ。お節介かもしれないがこの楽しさ、魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思っている。そのために何をすべきか、それは僕の今後の課題であり、また楽しみでもある。

***************

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください