昨日は、チームDMT(だしまきたまご)で鍋をする。
今シーズン鍋大会デビュー。むふふ。
いやぁ、美味いのなんのって。
酒があまり好きではない3人が飲んだくれる姿は、とても面白い。
とりあえず、他人に飲ませたがる(笑)
けど、鍋ってホント良いね。
カラダもココロも暖まるとは良く言ったものだ。
とてもリラックスできた一日でした。
先日、ソーシャルネットワークのGREE(グリー)ってやつで、とある方とリンクを張る。
その時、色々思いにふけってみる。
僕、東京大学でスポーツマネジメントスクールっつーのを履修してたのね。
そこでは、スポーツのビジネスに必要な、マーケティング、経理、法務などを勉強する。
僕は、以前スポーツマネジメント会社で働いていて、アマチュアスポーツ、マイナースポーツでいかにお金を稼ぐか、というのを必死で考えて来た。日本は格差が激しいんだよね。サッカーや野球みたいなメジャースポーツとアルペンスキーやフィギュアスケートみたいなマイナースポーツの人気が。
日本は、
「スポーツ=体育=教育」
つまり、昔で言う文部省が管轄だったのね。
だから、「教育の分野でお金を稼ぐシステムなんていらない!」っていう考えがあって
お金を生み出すシステムが全くと言ってできてなかった。
「参加することに意義がある」という言葉を盾に今までやってきた。
そりゃ良いアスリートが生まれないわけだよ。
しかし、最近になって、アスリートの意識が高くなり、「プロ意識」が強くなった。
やはり、情報化社会による、海外アスリートの情報の流入によるものだろう。
ところが、組織がそれについて来れていない。昔のシステムを残している組織とアスリートの間に障壁ができる。組織の人々に「プロ意識」が無い。と。
最近話題の「プロ野球再編問題」も本質的にはアーキテクチャの問題なのでは?
それは「Jリーグ」の制度設計と比較すると瞭然とするよね。
昭和30年代からアーキテクチャが変わっていないのだから、うまく行くはずがない。
但し「アーキテクチャ」の問題だと判明しても、かつての成功体験がある(リーグという)組織が自助・自浄能力を発揮して自己改革ができるか、と問われれば、懐疑的にならざるを得ない。
状況はゴーンが来る前の日産に似ている。
「問題の所在も、処方も判然としていた」にも関わらず
有効な実行に移すことができなかった。
従って関係者に言わせれば
「ゴーンが来る前から分かっていたことをやっただけ」
ということになるのでしょう。
しかし、或る意味ではこの国における
「問題解決の本質」を明らかにしているんじゃないの?
「アイデア」ではなく「実行」が問題解決の鍵。
ゴーンはある意味で「実行」を促進する触媒だったんだね。
が、外部からの触媒が無いと実行ができないのが「組織」というものでは。
「プロ野球に外部を導入できるか、が
「アーキテクチャ再構築」の成否を分けるポイントではないでしょうか。
その意味で、今回のライブドア、楽天、ソフトバンクの参入、という話題はとても大きかったと思う。
急がなくていい。
従来の組織のシステムを徐々にスクラップ&ビルドしていけば、日本でも良いアスリート、人材がスポーツ界に生まれるはず。
僕が生きてる間に、緑のキレイな公園、サッカーグラウンド、野球場で子供達が転びながらボールを追いかけてるようになればいいね。