出す、ということ。

「出す」ということ

先日、ビューティーサロンで働いていらっしゃる方と化粧についてお話した。
その方曰く、
「化粧云々よりもまずはクレンジングが一番大事。出すものを出さないと入るものも入らない」
と。

それを聞いて、僕の身体を診てもらっていた方のお話を思い出した。

呼吸。
「呼(息を吐く)」してから「吸う」。
息を出せるところまで出し切れば、「吸おう」としなくても身体の力を抜くと勝手にたくさんの空気が身体の中に入ってくる。
「出し入れ」などどの言葉を見ても「出す」ことから始まる。

まずは出すことなんだと思う。

情報、物などなんでも自分のモノとして抱え込みたくなる現代。

以前書いたけど「知らないことは不安ではあるが不自由ではない。むしろ頭の中が無限になる」。

恐れずに自分が抱え込んでるモノをを手放す事によって新しいモノがぐんぐん入ってくるんだと思う。
人間のキャパシティーなんて小さいんだから。

欲張らず謙虚に
抱えるものを少なくして
シンプルに生きる

そんな風になりたい。