Isetan YUKATA Style 2018

Isetan YUKATA Style 2018

日時: 2018年 6/27(水)〜7/3(火)
会場: 伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ

ゆかた × 伊勢丹 × ゴールデン街

「男のきものフェス2017」同様に「ゆかたの魅力ではなくゆかたを着て遊ぶ魅力」がコンセプト。
そして百貨店の外で行うイベントも企画しました。

百貨店内でのイベントは、どんなに良いコンテンツでも「百貨店のイベント」と思われることが多く、
そして百貨店に来ない人には認知されずに終わります。

伊勢丹というネームバリューとコンテンツ力があるのであれば
どんどん百貨店の外で出て、新宿を巻き込むようなプロモーションをかけていくことが
伊勢丹にも新宿という街にも良い影響が出ると考えました。

新宿という街の魅力

「新宿」とひとことで言っても、オフィス街、電気街、歌舞伎町、二丁目、思い出横丁など色々な顔を持ち、
そして新宿御苑、末廣亭、十二社熊野神社など文化や歴史を感じられるスポットもあります。
 そんな新宿をゆかたで遊ぼうというテーマに設定し、「ゆかた × 伊勢丹 × ゴールデン街」としてプロジェクトを進めました。

ビジュアル設定

今回のプロモーションの肝は「世界観」。
そこで写真家の安珠氏に依頼しました。
そして百貨店の催事では珍しいショートムービーを制作。
「浴衣は遊び着」としてゆかたで楽しむ新宿の魅力を伝えております。

白い世界に浮かび上がる夜の新宿

伊勢丹新宿店本館1階。
化粧品やジュエリーショップが並ぶ明るく白い空間。
その中央に夜の新宿が浮かび上がります。

呉服売り場ではない場所。
ブースの前を通る人たちの大半はゆかたと縁遠い人たち。
私にとっては逆にゆかた人口を増やす絶好の機会と考えました。

世界観と共に一番大切にしたことは「試着しやすい環境」です。
訪れる人はゆかたを着たことがない人が多くなると予想され、
畳んで平置きで展示していたら、畳み方が分からず、
広げて試着するのをためらう人が絶対に多いからです。

そしてゴールデン街を背景として特大パネルを設置し、
そこで写真を撮ってもらうことで新宿をゆかたで遊ぶ自分を
実際にイメージしてもらいます。

イベント

「新宿の魅力、ゆかたで遊ぶ魅力」トークショー

新宿の街に造詣が深いアーティスト ヴィヴィアン佐藤氏、俳優 田村幸士氏、
イベントのビジュアル制作をした写真家 安珠氏の3名が、
ゆかたの楽しみ方やゴールデン街をはじめとした
新宿の街のさまざまな顔についてお話しします。

伊勢丹酒場

ゆかたで楽しむ特別な新宿の夜。
ゴールデン街の自然派ワインバー「ピトゥ」が、一夜限りの「伊勢丹酒場」としてオープン。
お店にはアーティストのヴィヴィアン佐藤氏や俳優の田村幸士氏、ゆかたクリエーターたちが訪れ、
バーカウンターで新宿の街の歴史やゆかたづくりにまつわるエピソードなど、
ディープなトークを繰り広げます。
イベントの最後にはゴールデン街の情緒あふれる路地でお客さまのポートレートを撮影いたします。